\chapter{\TeX} % 第八章
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0784名無しさん@お腹いっぱい。
2013/02/23(土) 10:46:37.59失礼ながら,先ずは『美文書第5版』のI章「LaTeX2e における
多言語処理」などをお読みになり,Babel とはどういった(便利な)
パッケージなのか,ということを正しく理解してから TeX による
「多言語処理」をされた方が「近道」です。闇雲に「行き当たり
ばったり」の対処法を取っている限り,逆に「遠回り」になるの
では?
適切な TeX 環境さえ整っていれば,「お望み」の出力は
以下のようなソースファイルを用意すれば得られます。
\documentclass[a4paper]{jbook}
\usepackage[T1]{fontenc}% 欧州各種言語処理用拡張 TeX エンコーディング
\usepackage[polutonikogreek,ngerman,japanese]{babel}% 古典ギリシャ語,新正書法ドイツ語,日本語混在処理。日本語が基底語
\usepackage{lmodern}% Latin Modern は cbfonts と相性が良いとされる
\begin{document}
今日は \today。日本語を主とする文書中に
\selectlanguage{ngerman}% ここから ngerman での「特殊文字」入力を「可」とする
K"onigstra"se のようなドイツ語が頻出し,
\foreignlanguage{greek}{o>~ikos} といったギリシャ語は
偶に登場する程度\footnote{K"onigstra"se, \foreignlanguage{greek}{o>~ikos} など。}。
ドイツ語での日付だったら \today となる。
\end{document}
上記ソースは,奥村先生の web「TeX を使ってみよう」 でも実際
に試せます(Babel 関連が「完全」ではないですが,問題なくタイ
プセットできます)。
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