程々にしておきますが、変態言っているのは階層破壊な動きを
するところね。

boot0やMBM,extiplはパーティションテーブルを読み、選んだ
パーティションの先頭セクタ(ブートブロック)を読んでメモリ
にロードして実行するという動作をする。
ファイルシステムは理解しないし、その必要はない。

GRUB等の一部の高機能ブートセレクタはファイルシステムを理解
する必要がある(ファイルシステム上のカーネルなどを直接ロード
するから。そういうOSのためのブートローダーだから)。
Windows等標準MBRの動作を前提とするOSにも対応する必要がある
ためブートブロックのロード実行にも対応してるがchainbootと
わざわざ新語を作って蔑んでいる。bootstrapという立派な用語が
あるのに。

GRUBはその性格上EXT3,EXT4,XFS,Reiserfs(UFS2も)など新しい
filesystemが出てきたら対応してやる必要がある。boot0,MBM等は
今のBIOSやパーティションの枠組みが変更されない限り不具合の
修正ぐらいしか変更の必要がない。

LILO(Linux用の昔のブートローダー)はファイルシステムを理解
しないでディスク上の物理的な位置情報をインストール時に取得
して決め打ちでカーネルをメモリ上にロードした。なので不用意
にカーネルの更新をすると悲劇が起きた。事故を起こしやすい欠
陥設計の見本のような物だった。