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Postfix(7)

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0001名無しさん@お腹いっぱい。2007/07/27(金) 16:01:13
Postfixスレッド その7です。

●リンク
 本家
 http://www.postfix.org/

 Postfix のぺーじ (ドキュメントの日本語訳、MLなど)
 http://www.kobitosan.net/postfix/

過去スレ、関連スレなどは>>2-4あたり
0091名無しさん@お腹いっぱい。2007/07/31(火) 01:01:42
出遅れましたが、taRgreyの中の人です。

>>38のtiki.ne.jpの件ですが、送信サーバのIPアドレスが動的IPアドレスの場合に
遅延時間を設定しているということでselective tarpittingだとは思いますが
01:58:36 Z postfix/smtp[30382]: smtp_connect_addr: trying: mxgw1.tiki.ne.jp[218.40.30.72] port 25...
02:00:36 Z postfix/smtp[30382]: < mxgw1.tiki.ne.jp[218.40.30.72]: 220 smtp1.tiki.ne.jp ESMTP Sendmail ; Sat, 28 Jul 2007 01:58:37 +0900 (JST)
とグリーティングメッセージの時点で遅延してますから、greet pauseだと思います。
greet pauseでは、tarpitの後にgreylistすることが出来ませんからtaRgreyではないと思います。

また「ISPも同じtiki.ne.jp」ということなので、自宅サーバから接続ISPのメールサーバを中継している
のだと思うのですが、普通、接続用にプールしているIPアドレス帯は自ネットワークと指定されていて
リレーが許可されていると思います。
それにもかかわらず遅延を掛けられるというのは、少し変だと思います。
例えばそれだと、普通に繋いだWindowsのメールクライアントからの送信も2分遅延するはずです。
他ではそういう問題が起きてないのだとすると、「該当サーバからの通信量が多い場合」とかの理由で
tiki.ne.jp側にそのIPで制限を掛けられてる可能性もあるのでは、と思いました。

なので、この件をもってtaRgreyのことを云々するのはちょっと違うかなと思います。
0092名無しさん@お腹いっぱい。2007/07/31(火) 01:20:58
>>82
既にわかっていて解決してない問題点が2点あります。
(前提条件として、S25Rに引っかかる動的IPっぽい接続元からの場合)

・1通のメールが同サーバに2件以上の宛先があるとき、遅延を抜けてもgreylistされてしまう。
 つまり、「怪しい」接続先からだとfoo@example.jp,bar@example.jpと書かれていたときは
 遅延ではなく、必ずgreylistでのチェックになってしまう。

・tarpit&greylistモードの時、DoSを仕掛けることが出来る。
 tarpit&greylistモードでは、greylistのチェック前に毎回遅延を掛けるため、(sleep中に切られた
 ことを検出するパッチを当てていない場合)遅延中に接続を切ってすぐ繋ぎ直すということを
 連続でやればDoSを掛けることが出来る。
 (taRgreyモードの場合は、一度遅延したIPは次からはgreylistするため問題ない)

どちらの問題も解決方法があるんですが、自分が修正を後回しにしているせいで
まだ実装してません。すみません。
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