まずはシェルの基礎コマンドの最小限の用法を暗記する。
  ls, cd, mv, rm, mkdir, rmdir, less, ssh, scp くらいで十分か。
次にemacsの最小限の使い方を覚える。
  「ファイルを開いて編集し、保存して終了」だけわかればいい。

とりあえずこれだけできれば、unixで仕事するための基盤は出来たことになると思う。
あとは自分のすべき仕事に応じて、必要なことを必要なときに調べて身につければいい。
俺の場合は、この後すぐに "Hello world!" をCで書き始めた。それが目的だったから。

初学者用の本じゃなくて、大きめのコマンド集を一冊買って、
それを毎日適当に開いて数ページ流し読みするのがいい。unixで何ができるのかわかる。
面白そうなコマンドがあったら、後先考えずに打ち込んでみる心意気が大切。例えば $rm -rf /

とにかく毎日さわって、解らない/面倒くさいことがあったらすぐにググる癖をつけとけば、
ひと月もすればそれなりに形になると思う。
そういう意味では、PCからWindowsを消してLinuxを入れるのが一番いいんだろうな。
この板では嫌われそうだけど。