>>599
■このパッチ:内部コードはコードページ依存。(日本語の場合はShift_JIS)
【利点】
・既存のShift_JIS環境を変えなくていい。
【欠点】
・ファイル名などにおいて、Shift_JISの範囲の文字しか扱えない。
・cygwin1.dllだけでなく、その上に乗っかるアプリもShift_JIS対策が必要。
・localeが変。また、仮にja_JP.SJIS相当にできたとしても、うまく動く保証がない。(SJIS localeは実績があまりないので)
■UTF-8 Cygwin: 内部コードは言語によらずUTF-8。
【利点】
・ファイル名などにおいて、Unicodeの範囲の文字は全て(?)使える。(個人的な経験だと、iTunesの楽曲ファイル名にShift_JIS範囲外の文字が使われているのを見たことがある)
・最近のUNIX系OSのlocaleはUTF-8が主流になりつつあるので、相互運用性が向上する。
・UTF-8の特性上、日本語などの利用における制限が少ない。
【欠点】
・ターミナルエミュレータなどの環境をUTF-8対応にしなければならない。
・既存資産としてShift_JISのデータが多いと、いちいち何らかの文字コード変換が必要。(自動変換の場合もあるけど)