>>437
そいういう風にオリンピックの金メダルみたいにベンチマークを考える人もいるだろうけど、
実際にシステムを組む場合に、性能を予想するためにベンチマーク結果を参考にする場合の方が
多いだろ。

例えばCPU-AのベンチマークとCPU-Bのベンチマークを比較して、差が少なければ、『性能はほぼ
同等』と考えて、性能以外の要因でどっちのCPUを選ぶか考えると思うよ。
今の場合だと、SPART64Vの方がPOWER5より1.5%性能が良いからと言って、性能でSPARC64Vを選ぶ
ようなケースはありそうになくて、価格とかサポートとかでどっちを選ぶか決めるだろ。
これが、SPARC64VとPOWER5+の比較だったら(16core以下の構成で充分な場合ね)、大差だから、
ベンダーとかOSとかの制約が無ければPOWER5+の方をベンチマーク結果を参考にして選ぶだろ。

「特定のベンチマークが全ての性能を保証している」なんて言うことはあり得ないけど、
「想定しているシステムのワークロードがあるベンチマークに類似している」ということは
充分あると思うから、そういう場合には上記のような考えをすると思うよ。
例えば、Javaを多用するシステムを組むなら、サーバのSPECjbbの性能を参考にするぞ。