クライアントの処理は、その方が楽なんだよ。
IMAPの操作はフォルダを選択して行うものが多いから、フォルダ毎に
「現在の状態」というかコンテクストを持つことになる。
1フォルダにつき1セッションだとシンプルに処理できるが、1クライアントにつき
1セッションだとフォルダを切り替える毎に持っていたコンテクストを捨てて、
やり直すことになる。

たぶんThunderbirdのやり方のほうがIMAPで意図されていたことなんだろうと思う。
とは言え、多数のユーザを抱えるサーバにとってはセッションを張られるのは負担なんだよね。
IMAP自体、サーバの負担に頓着してないところがある。IDLEコマンドとか。