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なんとなくSolaris/x86 part5

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0001名無しさん@お腹いっぱい。05/03/12 02:59:21
Solaris x86
http://jp.sun.com/solaris/x86/
http://wwws.sun.com/software/solaris/x86/
0683名無しさん@お腹いっぱい。2005/05/01(日) 19:02:30
蛇足。インストールスクリプトを利用してNFS-ROOTクライアントに
インストールするのは無理っぽいけど、
あらかじめNFS-ROOT領域上にSolarisをオフラインでインストールしておき、
PXEブート&NFS-ROOTでいきなりインストール済の状態で起動することはできる模様。

(母艦側はSolarisでなければならないが、一度領域を作ればLinux等に移しても可。
クライアント側はHDDを一切使わなくて良い。Sunのインストーラは使用しない)

というわけで、手順を勝手にうp。ちらしの裏に(ry

[ディスクレスクライアントにオフラインでインストール 1/4]

(1) 必要なもの
Solarisサーバ (論理的にはNFSサーバ・DHCPサーバは別マシンでも可)

http://bt848x-ja.sourceforge.jp/index?tips%2FSolaris%A4%CE%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB%BB%FE%A4%CB%C1%AA%C2%F2%A4%B5%A4%EC%A4%EB%A5%D1%A5%C3%A5%B1%A1%BC%A5%B8%A4%F2%C4%B4%A4%D9%A4%EB
からenum_pkgs, fakeinst, fs-usr.diffをダウンロード
0684名無しさん@お腹いっぱい。2005/05/01(日) 19:03:38
[ディスクレスクライアントにオフラインでインストール 2/4]

(2) 場所の設定と環境変数の設定

サーバ上でNFS-ROOTとなるパス
ROOT=/export/home/clientroot
サーバ上でインストールイメージが入っているパス
INST=/export/home/install
パッケージが入っているパス
PKGDIR=$INST/Solaris_10/Product
パッケージのリストを入れるファイル
PKGLIST=$ROOT/pkglist (任意の場所で可)

(3) インストールするパッケージをリストアップ

enum_pkgs -h $INST -Cでディストリビューションの一覧が出るので、
好きなディストリビューションを選ぶ。
例えば、開発者サポートと日本語サポートをインストールする場合は
enum_pkgs -h $INST -c SUNWCprog -y l10nja > $PKGLIST
とする。

"Minimal Core System Support"や"Core System Support"を選ぶ場合、
SUNWnfsckrとSUNWmdrを追加する必要がある。
0685名無しさん@お腹いっぱい。2005/05/01(日) 19:04:39
[ディスクレスクライアントにオフラインでインストール 3/4]

(4) NFS-ROOT領域にSolarisをインストール

環境変数を設定した状態でfakeinst all を実行する。
個別にパッケージをインストールする場合はfakeinst install foobarで。

(5-1) 非標準ドライバのインストール (任意)
cp rh $ROOT/kernel/drv
add_drv -b $ROOT -n -m '* 0600 root sys' -i '"pci1106,3065" "pci1106.102"' rh
echo 'pci1106,3065 pci1106,3065 net pci none "VIA RhineII VT6102"' >> $ROOT/boot/solaris/devicedb/master

(5-2) /etcの設定
$ROOT/etc/hosts
$ROOT/etc/nodename
適当に追加。

$ROOT/etc/vfstab
/のエントリを追加。これをしないとremountできないので、
メンテナンスモードになってしまう
solserver:/export/home/clientroot - / nfs - no -
0686名無しさん@お腹いっぱい。2005/05/01(日) 19:05:56
[ディスクレスクライアントにオフラインでインストール 4/4]

(5-3) SMF関連の修正
$ROOT/lib/svc/method/fs-usrにパッチあて。
cd $ROOT; gpatch -p0 < fs-usr.diff

(6) NFS exportする
/etc/dfs/dfstabに
share -F nfs -o rw=clientname,root=clientname /export/home/install
を追加してshareall実行。

(7) TFTPサーバを設定
>>661と同じなので略。

(8) DHCPサーバを設定
>>662-663と同じなので略。

これであとはクライアントをPXEブートさせればたぶんOK。
CロケールのDeveloper Distributionで試したけど、
rootでログインしてkdmconfigしたらJDSも起動した。
swap, dumpデバイス, automountは未検証だけど >>664,666でいけると思う。
あとhostidが0のままなので、Wnnが使えないはず。
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