>>767
だいたいそういうことです。

Spam かどうかの判断を mail の内容だけからプログラムで行うと、判断ミスが発生しますよね?
極端な例で行くと、「こんな Spam 来たんだけど」というような趣旨の mail で、Spam そのものが
メールに張り付けてあった場合、機械はこれを Spam であると判断してしまう可能性が高い。

結局人間にしか判断できないんなら、はじめから人間に判断をさせて、その情報をうまく使う方に
力をいれた方がいいんじゃないかと。

例えば、ユーザが 「これは Spam だ」と MUA に教えたときに、MUA はその情報を ML 主催者が
指定した方法でサーバに送る。

ML 主催者側(=MLのサーバ側)では、その情報を蓄積し、ある程度の人数が Spam 認定した message
に関しては、archive から削除するなり、マークを付けるなり、何もせずただ「○○という ML の
メンバは○○という message-id を持ったメールを Spam と判断した。」という情報を公開するなり、
ダイジェスト版を購読している人に対する送信時に、有効に活用するなりすればよい。

Spam 認定情報を公開している ML に参加しているユーザなら「ML 参加者の n 人以上が Spam 認定
したメールは削除する」とか、「参加者である○○さんと○○さんが両方とも Spam 認定したメール
は削除する」とかのポリシーを MUA に伝えておくことで、自分が判断しなくても、他の人の判断を
有効に活用できる。

「これは Spam かな?違うかな?」という面倒な判断も、それが他の人の役にたつことであれば、
やってもいいと思えて来るんじゃないかな。

まあ、ML のシステムを作ってる人と MUA を作ってる人、ML 主催者、参加者の4方の協力が無いと
できないし、ある程度の人数が参加している ML でないとダメだろうけど。