VLIWの場合、複数の相互依存しない命令をコンパイラが探して、一つの巨大(Very Large)な命令にまとめる。
CPUの内部構成が変わると、同時発行命令数が変わるので、
単純なVLIWの場合は、CPUの世代ごとにバイナリ互換性がなくなるリスクがあった。
EPICでは依存関係もコードに持たせているので、
将来に渡ってコードの互換性を保証できる。

でも、CPUの最高性能を得るのにリコンパイルが必要なのは変わらない。
ItaniumとItanium2は同じ6命令同時発行だったので、この問題は顕在化しなかった。