面接官「特技はマーシャルアーツとありますが?」
学生 「はい。マーシャルアーツです。」
面接官「マーシャルアーツとは何のことですか?」
学生 「格闘術です。」
面接官「え、格闘術?」
学生 「はい。格闘術です。敵にd4のダメージを与えます。」
面接官「・・・で、そのマーシャルアーツは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。敵が襲って来ても守れます。」
面接官「いや、当社には襲ってくるような輩はいません。それに人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」
学生 「でも、コボルドにも勝てますよ。」
面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「銀の指輪をはめると悪魔等にd20の追加ダメージを与えるんですよ。」
面接官「ふざけないでください。それにd20って何ですか。だいたい・・・」
学生 「ダイスです。*d*の形で書かれます。二十面ダイスというのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。マーシャルアーツ。」
面接官「いいですよ。使って下さい。マーシャルアーツとやらを。それで満足したら帰って下さい。」
学生 「ホアタァ!」
面接官「余を殺せしと思いしか!」