おれは以前古いタイプのメインフレームに一瞬だけ関わったことがあるのだが
名状し難い不快感を感じたもんだ。端的に言えば
「簡単なことを簡単にできない」「あらゆることが効率が悪い」
「先人の書いた(俺の知らない)大量のJCLを財産として延々使い回してる」
「C言語?なにそれ」

メインフレームのデータセットを扱うのは毎回DBの物理設計やる
ようなもんだ。シリンダ数?SAMファイル?んなモン知るか。俺は単に
grepを実行したいだけなんだよ。

今にして思えばあれこそはまさにバッドノウハウなのかも知れない。
ちっとも知らない世界でまるで赤ちゃんに戻ったような気分で
流れないJCLを涙目になりながらサブミットしてる俺がそこにいたよ。
それは多分俺のコンプレクスとルサンチマンの裏返し。