というか今度の S な人には

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精神科医の中井久夫が書いた「仕事のみならず、一般に生活再開にあたっての
助言」という10ヶ条の文章の中に、以下のくだりがある。

4. 7 日目,30〜40 日目,90〜100 日目,それから 3 か月ごと,1 年目。
このあたりは疲労しやすく,仕事をやめたくなる。しかしそれは自然
なことで,一時的であり,調子を少し落とすか,いっそ休むと,また
力が出てくる。だから「もうダメだ」と思う必要はない。1 年もてば
3 年もつだろう。あとは仕事との合い性である。

7 日とは,あるところの就職放棄のピークより少し前をとったのだ。30〜
40 日は、戦後一時期の労働争議期間の平均と戦争医学において古参下士
官のおこす“戦闘消耗”までの期間。3 か月は一季節の長さでもあり多く
の病の周期でもある。(後略)

(初出「最終講義 分裂病私見」。引用は中井・山口「看護のための精神医学」から)

また、別の文章にある「身体の疲れは一晩寝れば治るが、気疲れはあとを引く」
というアドバイスも有益だった。疲れて当たり前であると開きなおることがで
きたのが幸いである。ここ半月ほどどうも疲れやすい感じが強かったが、溜っ
た疲れをうまく引き出すことができたのではないかと思う。
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