結局、以下のようになる:

(1)「ビルドの際の」リンクの段階では:
   -rpath-linkで指定されたパスから必要な共有オブジェクト(>>634で言う
   ところのAとB(両方だよ![*1]))を検索して、使用する関数など(自分で
   持ってるものとAに含まれているもの)のアドレスを決定し、「実行時
   に共有オブジェクトAをリンクする」という処理を埋め込む。Aで定義さ
   れている内容そのものは埋め込まれない。また、共有オブジェクトAやBの
   検索パスは埋め込まれない。
    [*1] Bが見つからないとexe1のときのように(→>>643,>>649)警告が表示
      され、実行ファイルが作成されない。

(2)「実行時の」リンクの段階では:
   プログラム本体の実行に先立ち、/usr/libexec/ld-elf.so.1が共有ライブラリ
   のリンクを行う。詳細は
     [FreeBSD-users-jp 60135]
     http://home.jp.FreeBSD.org/cgi-bin/showmail/FreeBSD-users-jp/60135
     
     RTLD(1): ld-elf.so.1, rtld - run-time link-editor
     (URLは省略…ただしマニュアルの日本語訳は存在する)
   を参照ってことで。