今すぐ、B子にあって事の真相を問い質してやる、と思っていた。
俺という存在がありながら他の男を部屋に連れ込んでいるB子に怒りを感じていた。
一方、B子にとっちゃ迷惑な話だなという、冷静な考えもあったのだが、
万一の時のために取っておいたチャンネルを使う気になった。

前の年の秋(B子デレ期)銀座の歩行者天国を二人で歩いている時に
偶然B子の友人2号とあって、一緒にお茶をし携帯の番号をもらっていたのだ。
(確か俺の友人を紹介して欲しいという要請だったと思う)

早速、携帯から2号に電話すると着信拒否されるかと思ったが簡単に電話に出てくれた。
俺は手短に自分の事を紹介すると、
-あー、B子の彼のC男さんかぁ、、、、覚えていて暮れましたか?(何で彼のままなんだ?)
-うん、何時もB子に惚気られたし、、、、そうだったんですか?(最後に会ったのは何時だ?)
-そうそう、一人暮らしの部屋探す時も付き合ったんだけど、きっとC男さんが
-泊まりに来るからって、予算を掛けずに広い部屋を借りたいって◎◎まで行くのに付き合わせれて、
-大変だったんだよ、、、、◎◎ですか?(随分遠くだな)
-あれ、最後はそこに決めたはずだけど、◎◎駅から歩いて10分位の、C男さん連休中に
-泊まりに行ってたと思った、それともB子別の所に借りたの、、、、(別の女と会ってました)
その後、適当に流して電話を終えて、一度家に帰った。

夜は眠れなかった、妄想が頭から離れなかったからだ、そのB子は大変妖艶で、
男に体を委ねて大きな声で喘いでいた。明日朝一で会いに行こう。
そして、B子が妄想のように変わっていたら、、、、俺は何をしたいんだろう?