>>292
反抗挑戦性障害

行為障害とほとんど同じです。あえて違いを述べるのならば行為障害の方が症状が深刻で重度です。
以下の診断基準をみて頂ければ分かると思いますが、子供なら誰でもあてはまりそうな基準ばかりです。

診断基準は以下の通りです:

A少なくとも6か月持続する拒絶的、反抗的、挑戦的な行動様式で以下のうち4つ(またはそれ以上)が存在する。
 (1)しばしばかんしゃくを起こす。
 (2)しばしば大人と口論する。
 (3)しばしば大人の要求、または規則に従うことを積極的に反抗または拒否する。
 (4)しばしば故意に他人をいらだたせる。
 (5)しばしば自分の失敗、不作法な振舞を他人のせいにする。
 (6)しばしば神経過敏または他人からいらいらさせられやすい。
 (7)しばしば怒る。腹をたてる。
 (8)しばしば意地悪で執念深い。
Bその行動上の障害は、社会的、学業的、または職業的機能に臨床的に著しい障害を引き起こしている。
Cその行動上の障害は、精神病性障害または気分障害の経過中にのみ起こるものではない。
D行為障害の基準を満たさず、また患者が18歳以上の場合、反社会性人格障害の基準も満たさない。