「現時点で,アビガンより有効な抗ウイルス薬は幻想でないかと思う。」
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14354

アビガンは,ウイルスRNA合成を阻止することと,RNA依存性RNAポリメラーゼ(Rd Rp)の共通性の高い部位に作用するため,耐性ウイルスを生じない。

しかし,動物実験では妊孕性に問題があるので,妊婦は禁忌である。
動物実験では精子形成の問題もあったがヒトでは認められず,承認前の約500名の臨床試験では肝機能や腎機能の障害等も確認されていないが,
有意に尿酸値の上昇を認め(添付文書に記載),武漢の臨床試験でも,アビガン群は尿酸値が有意に上昇した〔13.8%(16/116):2.5%(3/120)〕13)。
一方,アビガンとカレトラを比較した深&#22323;の臨床試験では,カレトラが有意に有害事象を認めた(P<0.0001)(表2)6)。
有効性と副作用のバランスを考慮してアビガンの投与を検討していただきたい。

↑事実はこういうこと。ヒトでは精子形成の問題は認められていないと書いてある。