新日鉄住金は1日、「日本製鉄」に社名変更をしました。

同日付で社長に就任した橋本英二氏は事前インタビューに応じ、抱負を語りました。
「時価総額で世界ナンバーワンの地位に就き、維持できるような強い会社にする」
「グローバル競争に打ち勝つ基盤となる収益力の回復が最大の課題だ」と強調。
生産の安定化や商品開発・提案力の強化を進める考えを示した。
また、これまで手掛けてきた海外企業の合併・買収(M&A)などを活用して、
アジア市場で成長を取り込む方針。
一方、黒字化が見込めない事業については「撤退も含め見直す」と語った。

台頭する中国勢に対しては「その存在がますます怖くなる」と言及。
技術力やコスト競争力を磨き対抗する戦略だ。