精度を些か欠いた表現であった>>86を改稿し補足する。

子どもの背丈の以上の高さののずっすりとした金属製の立方体機械部にジュースを蓄え、
その機器の上部には円筒形(だったと記憶する)の透明のカバーが被さり、
カバー内にはオレンジジュースや緑色のソーダ水のような液体が
噴水のように常時噴射され、透明な円筒の内部を液体花火のように色彩の水紋で気を引いた。

商品は人工甘味料をもとにつくられた、いかにも安手で不健康そうななんちゃってジュースなのだが
子どもたちは噴水や色彩に「(魅惑され)騙され」、親に「買って買って」とねだった。

機器の下方、子どもの手の届く位置に紙コップを置くセット部が複数並び、
子どもたちは親から20円だったか許可の小銭を受け取ると、コイン投入後、カップを注水位置に自分でセットする。

ジュース(自称ソーダ)の噴水で釣り、人工甘味料による不健康なまでに安くさい飲料を買わせる仕掛けは
子どものみがターゲット(子供だましな仕掛け)であったと思う。
(その昔の「紙芝居」による駄菓子販売のような「子ども騙し」の世界の系譜かと思わせる)

エイワストアのみならず、私は国電(中央線)の鶴舞駅付近にあった「ファミリーストア」でもそれをよく見かけた。
こちらが青系の色のソーダだったような気がしている。