【鈴鹿】30日午後3時15分ごろ、三重県鈴鹿市名五栄町5丁目の敷島スターチ鈴鹿工場で、
家畜用飼料の貯蔵タンクを清掃していた鈴鹿市中箕田1丁目、
会社員高村将夫さん(29)がタンク底部のスクリューコンベアに巻き込まれた。
現場にいた別の作業員が機械を止めて119番したが、高村さんは全身を強く打ち、その場で死亡が確認された。

鈴鹿署によると、
現場はトウモロコシを飼料に加工する過程の高さ10メートルを超える貯蔵用タンクで、
底部には飼料をかき回すための
金属製の棒2本がついたスクリューコンベアと呼ばれる機械が設置されていた。

同工場は前日から年末休業中で、
高村さんら機械メンテナンスを扱う協力会社の社員2人と、
同工場の従業員1人がタンク内を清掃。従業員が機械を止めて作業するよう提案したが、高村さんは作動しながらの清掃を主張し、
何らかの原因で下半身を機械に巻き込まれたとみられる。
同署は詳しい原因を調べている。

2018-12-31
伊勢新聞
http://www.isenp.co.jp/2018/12/31/26929/