政活費不正、富山市議ら在宅起訴 詐欺罪で地検
中日新聞 2019年4月9日 17時37分

 富山市議会の政務活動費不正で、富山地検は9日、政活費をだまし取ったとして、詐欺罪で元議長の村上和久市議(57)と3人の元市議を在宅起訴した。別の元市議2人と当時の会派事務員の女性2人は不起訴処分とした。

 富山県内で発覚した一連の不正で、現職市議が起訴されるのは初めて。県警が1月、詐欺などの疑いで8人を書類送検していた。

 在宅起訴された元市議3人は中川勇(71)と市田龍一(64)の両元議長、谷口寿一元市議(55)。
 起訴状などによると、村上被告は2012年4月〜14年4月、支出を水増しして虚偽の領収書を作成、政活費計約72万円を詐取した。
(共同)
 在宅起訴され、取材に応じる元富山市議会議長の村上和久市議=9日午後、富山市役

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