環境問題研究家から養蜂家に転じた船橋康隆さんは、
蜜蜂の減少(絶滅)が地球の生態系の破壊に直結し、人類を含めた生物の存続が危うくなってきている現状に警鐘を鳴らしておられます。

TEDイン安城「蜜蜂は我々の偉大なる先生」
Bees are Our Greatest Teachers | Yasuki Funahashi | TEDxAnjo
https://m.youtube.com/watch?v=D0ifsC4q5Xg

補足:
日本の農業では猛毒性のあるネオニコチノイド系の殺虫剤が農薬として大量に散布されています。
安城周辺でもカメムシ駆除を名目に、スタークルという商品名のネオニコチノイド系防虫剤が使用されています。
このネオニコチノイドの成分は神経毒で、それと判ることなく散布された草木花に接触し、
体内に一時的に取り入れた蜜蜂は(方向感覚に障害をきたしたりして)死んでしまいます。
蜜蜂はコミュニティを形成し蜜原の情報を共有しあいますから、一匹のミスリードが巣丸ごと大量突然死を引き起こします。
世界的な蜜蜂減少の一要因と言われています。
船橋さんら養蜂家仲間の感覚では、蜜蜂の絶滅まで10年ないかもしれないと噂されているそうです。

日本も本来は環境省や農水省が先頭にたってネオニコチノイド系農薬の使用を規制しなければならないのですが、現状は黙認されたままです。
ここに歪んだ外圧が関わっています。
安倍政権がこの問題にどう対処しているのか観るだけで、地球環境に相応しいかどうかわかります。
両省の誠実な役人達の勇気に期待するしか手がないのが、日本の現在地です。