>>334
今回は、通常のアプリとWebアプリとどちらでもSpringを使った。
Webアプリのほうが制約があり、通常のアプリのほうがより自由というのが回答。

Springの構成は、まず通常のJavaアプリで使えるコアがある。
optionalな形でSpring WebなどのWebアプリ用サポートがある。

Springは、BeanFactoryという汎用のファクトリに識別子を渡して生成してもらうのだが、
このファクトリのインスタンスをどこかに保存しておく必要がある。
保存しない場合は、ファクトリのインスタンスを毎回newする必要が出てくる。
これは毎回設定を解釈するというコストをかけることとイコールだ。

で、通常のアプリならメインクラスのメンバにでも入れておけばよい。
これがWebアプリだと、applicationスコープのアトリビュートに放り込むことになる。

BeanFactoryのアトリビュートへの設定と取り出しを管理するクラス自体は、Spring組み込みで提供されてる。
しかしServletContextを使える場所でしかBeanFactoryを取得できないという制約が生まれる。

ちゃんとクラス設計していれば問題は生じないけど、
ちょっと工夫してあげなきゃならない場面もでてくる。

まああれだ。たぶん大丈夫だよ。
心配なら一度ファクトリ部分のソースを追って、中身を確認したらどうだろう。
変な制約はないし、シンプルで、不安は生まれないと思う。