【同時に複数の効果が発動した場合のチェーンの組み方】(発動タイミングの同じものが複数ある場合)
 この場合は優先順位が高いものからチェーンを組む。
 優先順位は 任意<強制 非ターンプレイヤー<ターンプレイヤー により
   1:  ターンプレイヤーの強制発動の誘発効果
   2:非ターンプレイヤーの強制発動の誘発効果
   3:  ターンプレイヤーの任意発動の誘発効果
   4:非ターンプレイヤーの任意発動の誘発効果
 優先順位が同じものはコントローラーの任意の順にチェーンを組める。
 同時に発生した効果を全て積んだ後で、他の効果(クイックエフェクト)をチェーンに積めるようになる。
 例外としてゼンマイシャークなどの特殊召喚する効果を含む手札発動の誘発効果は上記の組み方に従わず、
 任意の誘発効果のタイミングではなく誘発即時効果と同様にクイックエフェクトのタイミングで発動する。
 (誘発効果はスペルスピード1だが手札誘発の特殊召喚効果に限り例外的にスペルスピード2の効果に対してチェーンすることができる)

★同時発動の例
・「墓地に送られた時(場合)」と「アドバンス召喚に成功した時」や「シンクロ召喚に召喚した時」
 →リリース・シンクロ素材にされたクリッターやダンディライオンと邪帝ガイウスやブラック・ローズ・ドラゴン
 ※「墓地に送られた時〜できる(〜することで、〜する)」のように、任意効果の場合は間に「召喚という処理」が入るためタイミングを逃す
・「戦闘によって墓地に送られた時」と「戦闘によって墓地に送った時」
 →ジュラック・グアイバとキラー・トマト
・「このカードの召喚に成功した時」と「モンスターが召喚された時」
 →ガジェットやエアーマン と 王虎ワンフーやつまずき
・同一テキスト同士
 →A・O・J カタストルとN・グラン・モール 一般的なリクルーターと機甲部隊の最前線

このように大抵のものはテキストを読めばタイミングが同じと判別出来る。


【スタンバイ・エンドフェイズの効果処理について】
★基本
 ・強制か任意か、チェーンブロックを作るか作らないかを問わずターンプレイヤーが先に好きな順番で発動(処理)できる
  例)炎王神獣ガルドニクス、黄泉ガエルの効果と、ヴェルズ・サンダーバードのフィールド上に戻る処理がある場合でも、この3つは好きな順番で行うことができる
 ・非ターンプレイヤーはターンプレイヤーが優先権を放棄した場合に処理を行う事ができる
  例)上記の状況で非ターンプレイヤーの場にE・HERO オーシャンがいる場合でも、ターンプレイヤーが優先権を放棄するまで効果を発動できない

★お互いに処理を後回しにしたい場合
 ・ターンプレイヤーに強制効果や必ず行わなければならない処理がある場合、それを先に行わなければならない
 例)ターンプレイヤーの場に発条機雷ゼンマイン、非ターンプレイヤーの墓地に極神聖帝オーディンがいる場合
 ゼンマインの破壊効果(強制)の処理が終わった後で、非ターンプレイヤーはオーディンを蘇生できる
 ・非ターンプレイヤーに”のみ”強制効果や必ず行わなければならない処理がある場合、それを先に行わなければならない
  例)ターンプレイヤーの場に魔導教士システィがおり、非ターンプレイヤーにエフェクト・ヴェーラーの無効化を終了させる処理(強制)がある場合
    必ず行わなければならないエフェクト・ヴェーラーの無効化を終えた後で、システィの効果を発動できる