「カルピス」が発売されて今年で80年。長寿「カルピス」にはエピソードがいっぱいです。
発売当初からユニークだった「カルピス」という名前は、カルシウムの「カル」にサンスクリット語の<最上の味>
を意味するサルピスとを合わせた言葉。「初恋の味」というキャッチフレーズも一世を風靡。
「カルピス」のあの、ほのかなおいしさを言い当てた言葉として、日本中でもてはやされました。
 そして一昨年全国のみなさまから募集した「カルピス」にまつわる想い出話しには、5千通にも及ぶ応募があり、
いずれも人生の中にすっかり溶け込んでいる「カルピス」の様子が描かれていました。
応募作を審査した脚本家の内館牧子さんは『「カルピス」を通して時代が浮き彫りにされており、
単なる飲み物でなく文化』と評しています。