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カルピスを飲んだときに喉に出現する白いモノ

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中途半端な存在のモノについて
語り合いませんか?
0200Now_loading...774KB03/07/04 19:52ID:???
目の前には真っ白い着物を着た少女が座っていた。
後ろを向いて、何かをじっと見ていた。
何を見ているのかと思い、そっと近づいていった。
すると、少女はこっちを振り向いた。
真白い顔におかっぱ頭。
くりっとした大きな目に小さな口元。
とってもかわいい顔だったけど何処かおかしかった。
こっちを振り向いていたにもかかわらず肩が全く動いていなかった。
そう、顔が真後ろまできれいに回っていたのだ。
女の子の首はそのままもとの位置へ回っていった。
そして・・・まるで、機械仕掛けの人形みたいに首がくるくると回り
ポトリと落ちた。
そして、ころころと足元まで転がってきた。
女の子の首を拾い上げると、妙に甘ったるい声で喋り始めた。
「怖がらなくてもいいよ。これは、夢なんだもん。私の欲しいものをくれる。」
「・・・」
怖くて声が出せなかった。夢だとわかっていたのに
0201Now_loading...774KB03/07/04 19:52ID:???
「三つあるの。一つ目は、みんなが欲しがるものだけど、みんな形も大きさも違うの。
みんながあの人は持っているにはだろうと思っている人が持っていなくて、
この人は、もって無いだろうという人が持っていたりしてるの。
今日手に入れたと思っても次の日にはすぐなくなったりするものなの。
二つ目は、みんながものすごくたくさん持っているもの。
必要なときにはすぐに無くなり、いらないときにはちっっとも無くならないの。
足りない、足りないと言ってる人も、余っているよといってる人のも同じだけもってるの。
くすくす、変でしょ。
三つ目は、みんな一つ持ってるの。
時には、ふたつもみっつも持ってる人もいるの。
とっても大切なのに、それを持ち続けるためには、人のものを奪わなければいけないの。
みっつとも、私持っていないの。
あなたは、持ってるの?
今度会うときに答えられないと、みっつとも私がもらうからね。
くすくす・・・・。」
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