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ヘム鉄・鉄サプリメント関連商品総合⑴ [無断転載禁止]©5ch.net

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0001ビタミン774mg2017/02/26(日) 18:08:06.36ID:yJYsFfr+
鉄分についての総合スレッドです。
食品やサプリメント、医薬部外品、各種関連商品や飲み合わせ飲むタイミングなどついて語りましょう。
0064ビタミン774mg2017/04/27(木) 00:26:52.87ID:???
>>61
Fe悪者説
Iron and iron chelators: a review on potential effects on skin aging.PMID:23866012
Iron as the malignant spirit in successful ageing. PMID:12437994

まとめ
体内の鉄は必須であるが、「活性酸素」の発生で問題の元となっている。
鉄は老化を促進し、虚血再かん流障害、 神経障害、筋肉障害、そして皮膚老化へ寄与しており、
鉄の抑制はこれらの症状を緩和する。
鉄をキレートすることや、献血による鉄の喪失は、老化抑制につながる。
実生活で鉄不足になることよりも、むしろ過剰症を恐れるべきだろう。
老化で重金属は溜まる一方(PMID:24804307)という報告とも一致する。鉄キレータの使用以外に、
「献血」を治療として挙げているのが興味深い。女性が長寿な理由として定期的に血液を失うためと述べている。
0065ビタミン774mg2017/04/27(木) 00:31:23.42ID:???
>>61
鉄を制限するとハエの寿命は長くなる。また鉄の吸収阻害効果のあるEGCGを与えても長寿化する。
EGCGには、鉄吸収阻害の他にも抗酸化など長寿化へ寄与する効果が指摘されている。
老化による脳への鉄蓄積は思考力の低下、アルツハイマーの原因 となっている。

・鉄キレータと抗酸化剤の組み合わせは、鉄過剰による神経変性を完全に回復した
Combined therapy of iron chelator and antioxidant completely restores brain dysfunction induced by iron toxicity. PMID: 24400127
まとめ
鉄過剰による脳への鉄の蓄積は、ミトコンドリア損傷、神経可塑性の劣化と認知能力の低下、
脳血管関門の損傷、脳細胞のアポトーシスなどを引き起こす。
鉄キレータ Deferiprone(50mg/kg)とNアセチルシステイン(100mg/kg)による4週間の治療で、
これらの症状は完全に回復した。ラットオスに鉄過剰食を与えた疾病モデルにおいて。
0066ビタミン774mg2017/04/27(木) 00:33:54.52ID:???
>>61
脳神経の老化は鉄によるものである(仮説)
Iron deposits in the chronically inflamed central nervous system and contributes to neurodegeneration.
PMID: 24218010
まとめ
中枢神経の老化やアルツハイマー病のAβ蓄積には、脳内の鉄による活性酸素の発生が大きく関与していると考える。
老化すると、BBBのバリア機能にもほころびが生じてくる。
特に、脳神経細胞を貪食したモノサイト由来マクロファージが死ぬことで、
貪食した鉄が飛散してフェントン反応によるROSが発生する。
周辺神経細胞がその鉄を取り込み、ますます鉄過剰になりアポして行く。
このような事で炎症を起こした脳細胞周辺では、BBBが破損して血液中の鉄が脳内へ漏れ始める。
血管壁のアテロームなども同じ機序にて起こると考える。
0067ビタミン774mg2017/04/27(木) 00:43:51.58ID:???
>>61
体内から鉄を追い出す:瀉血はAD(アルツハイマー病)対策になるか?PMC2732125

【鉄の蓄積は加齢で増加しADに先行する】
男性の場合、体内の鉄は10代から50歳まで単調に増加し続け、その後は一定になる。
女性では閉経までの期間にはあまり増加せず、閉経後に増加し始める。
男性では、鉄の増加と心血管疾患のリスクは比例関係にある。ADのリスクは60歳以降に急速に増大する。
しかし認知症はその10年も前から徐々に進行しており、鉄の増加と病状の進行は完全に同期している。

【体内の鉄は過剰か?】
瀉血の治験結果は、これらの疾病(AD・動脈硬化・心血管疾患)が改善されることを示している。
瀉血は体内鉄の減少に有効な手法であり、心血管疾患のリスク削減になる。
動脈硬化の治験FeASTから、体内鉄の削減は結果を改善し、特に60歳より早く行った場合には
末梢組織の血管疾患リスクも低下した。死亡率・冠状動脈疾患・脳卒中のリスクも低下した。
頻繁に献血する人の血清フェリチン、血流依存性血管拡張反応による健康診断で頻繁に献血するヒトは
良い結果を示し、血清フェリチン平均値は17ng/mLであり、そうでない人は52ng/nLであった。
さらに献血したヒトの酸化ストレスマーカー(動脈硬化の指標となる)も優れている。
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