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んと、バカ?
ホルモンの影響が出やすい閉経後の女性のみを対象に、150mgを5年間摂り続けた場合、子宮内膜の増加があったってことだけ。
誰も癌になってない。
癌になるどころか、乳がんのリスクが低減されたと結論付けられている。
5年の調査では判らないと言うなら、調査が5年間以下の他の食材類99%超はもっと判らない。

日本はその150mgを参考に、試験などを行わずに半分の75mgに設定しただけ。
さらにいうならば、納豆50g2パックあたりのイソフラボン数値73.5mgというのは、イソフラボン効果の数値ではない。
アグリコン換算としているが、アグリコンは三種類あり、
その中で一番エストロゲン活性の高いゲニステインの換算値(約0.625)を用いている。
つまり、イソフラボンアグリコンの型が、全てゲニステインという実際には有り得ない仮定で換算しているわけ。

ついでにいうなら、アグリコンはそのまま吸収されるわけじゃない。
納豆のイソフラボンの型はグリコシド型で、これは腸内細菌が働くことで、グリコシド型イソフラボンの糖が外れる。
糖が外れた状態がアグリコン型なわけ。
しかし、腸内細菌が全ての糖を分解することもない。
グリコシド型の大半はそのまま変換されることもなく排出されてしまう。
つまり特異体質でなければ一日5パックくらい食べても悪影響は出ない。

厚生労働省研究班が行った、「多目的コホート研究(JPHC 研究)」
(40〜59 歳の女性を対象にした10 年間の前向き追跡調査)においては、大豆製品の摂取に関し、分析が行われている。
この結果、みそ汁やイソフラボンを頻繁に摂取した場合、乳がんのリスクが低減されたと結論付けられている94)。
 男性がん患者13 名(前立腺がん患者11 名、大腸がん患者2 名)に対して、
大豆イソフラボン(120〜480 r/日*)を単回投与した場合、毒性的影響は認められなかったとする報告がある95)。
 大豆イソフラボンアグリコン錠剤150 r/日(179 名)又はプラセボ(197 名)の5年間の摂取試験を行い、
試験開始時、30 ヶ月目、及び試験終了時に子宮内膜を採取し、病理組織学的解析を行った。
その結果、5年間のイソフラボン摂取により、3.8%の被験者に子宮内膜の増殖が認められたが、
がん組織は検出されなかったとの報告がある96)。