>>121
>トリオのシンコペーションのテーマにも魅力がなく冗長な上に
>伴奏とかにも何も工夫がないのでひたすらかったるい。

そうかな?
トリオのテーマはシンコペではなくてポリリズムだろ?
主題と伴奏形の「ずれ」が面白い効果をあげているし、
両者が盛り上がって同時に頂点を形成するところなど
聴いていて興奮するけどな。
計算されている。よくできているよ、このトリオは。

あと主部の主題の後半はボレロではなくてミヨーの複調作法を
使ったんだろう。ミヨーの作品もそうだが、ああいうのは上手い
ところがやってはじめて面白い音響効果がでるわけ。

ラ・マルシュは決して駄作じゃない。
要は演奏する側の楽曲様式の分析不足と、合奏能力の不足が
まねいた誤解であると思うけれどね。