たとえ話。
毎度毎度エアコンの室外機を破壊される被害にあっている人が、新しく住む家用にまたエアコンを買った。
もうエアコンを破壊されるのはまっぴらなので、今回は室外機のあるベランダ全体を鋼鉄のカバーで覆った上、オートロックを突破しないとそもそもベランダにたどりつけない家を選んだ。
すると今回の犯人集団は、
1:オートロックの入口が開く一瞬のスキに光を超える速さで敷地内に侵入し、管理人を脅してマンション全体のオートロックを解除。
2:それと同時に金属バットを持った10数名の犯人がマンション敷地内になだれこみ、ベランダを覆う鋼鉄のカバーを一斉殴打。
3:鋼鉄のカバーによりなかなか犯人集団がベランダに侵入できずにいると、騒ぎを聞きつけたマンション住人が駆けつけ、犯人集団は1人また1人と拘束されていき、その数は半数に。
4:ベランダ襲撃組の苦戦を知った最初の侵入組は、被害者の家に侵入し、ベランダの内側に爆薬をしかけて鋼鉄のカバーを吹き飛ばす。
5:「見ろ!カバーに穴が!味方がやってくれた!オレに続け!」犯人集団のリーダーはカバーに空いた穴からベランダに侵入し、無事エアコンの室外機をバットでめった打ちにして破壊成功!
6:「オールチーム!引き上げだ!」

ニュースで事件を知ったお前ら「なんでこの家の主はエアコンの室外機を犯人に破壊されやすいようにわざわざベランダに設置したのでしょうか?室外機を部屋の中に置いて、玄関のドアにカギを10個くらいつけるべきでは?バカなの?」