昨年の4月、従兄弟の披露宴でのはなし。
従兄弟はガテン系を取り仕切る役所の公務員で、新婦はその役所で
バイトしていたコ。
祝辞も一通り終わって、乾杯か?と思ったら、新婦の母親が日本舞踊
の師匠とかで、その教室の生徒(つってもみんな50歳はとうに過ぎてる)
による「お祝いの舞」が始まった。

演歌と民謡を足して二で割ったようなBGMに乗って、よそ行き顔でクネ
クネ踊るおばさん達に、同じテーブルにいた別の従兄弟(25歳・こいつも
公務員)がツボッて腹を抱えて笑い始めた。
笑っちゃいかん場所ほど笑いはガマンできないもので、またたく間に笑い
は伝染し、もはや新郎(従兄弟)の親族はおろか、新郎の同僚のテーブル
に飛び火し、もう笑い死ぬかと思うほど式場全体が笑い涙にくれた。
ふと新婦の親族席を見ると、そこだけ怒りのオーラに包まれていた。

披露宴は進み、さすがガテン系の役所だけあり、どっから持ってきたのか
新郎の上司はサラダボールに酒をなみなみと入れて新郎に一気させていた。
明らかに新郎の限界を超えていた。
ここらで、いったん流します。