従弟の結婚披露宴で30分延々スピーチかましたジジイがいたの
思い出した。確か市議会議員だった。従弟の父親が建設業関係で、
義理で呼んで主賓に据えたらしいけど、
市政がどうとか、地方財源がどうとか、結婚式と全然関係ないこと
しゃべりまくって、披露宴のスケジュールずれまくり。
新郎である従弟はすぐイライラ貧乏ゆすりを始めたのが見えて
気の毒だけどちょっと笑った。
途中で新婦側の親戚のおじさんがキレて、
「そうだ、そうだー」と声高らかに叫んだかと思うと飲んだり
食べたりし始めて、それまでじっと拝聴してた出席者も、呪縛がとけたように
勝手にガヤガヤやりはじめた。
それでも市議会議員のジイサンは10分近くスピーチ続けたからすごい。
可哀想なのは、新婦がお色直しに立てず、進行の都合上、
確か色ドレスの予定なのに白ドレスのままでキャンドルサービスして
最後の最後にお色直ししていた、と記憶している。

こういうのも、災難とも不幸とも言えるんじゃなかろうか。