配慮っていえば弟の結婚式の時だけど
式場側で車椅子を用意します、と言われたので
新郎新婦お互い親族に確認して、
私達新郎側で祖母用に1台って事になった。

当日、送迎バスから降りてきた祖母の前に
スタッフの人が木製のおしゃれな車椅子を運んできてくれて
いざ乗せようとしたら、突然「いや〜わざわざすいませんねー」
と見知らぬお爺さんが座り、さっさと行ってしまった。
スタッフも私達も「えっ?」 話を聞くと新婦側の親族でした。

祖母用に用意した車椅子だったので、その方に
別のものに乗り換えるようお願いしたのですが
「私は招待客だぞ!」と聞く耳持たずでした。
祖母は「イイヨイイヨー」と普通の車椅子に座りましたが・・・。

後から新婦側が車椅子の有無や
送迎バスに乗る人数の確認など全くしていなかった事が判明。
招待した親族に不備がないようにとあれこれ気を使い、
前日すでにグッタリしていた父母の落胆振りは気の毒でした。
祖母が癌で余命わずかというのもあったので余計にね・・・。