不幸な結婚式というかどうかですが…
 
 今日は私の会社の部下の結婚式でした。私は「松」席の最上手に座らされて、祝辞を述べてまいりました。
 これだけ聞けば普通の結婚式かと思われますが。
 実はその新人が「結婚します」とわたしに報告したのが、正社員入社後わずか3日目。あまりのふざけた態度に解雇も脳裏にちらつきましたが、弊社が不景気な中超多忙なこともあり、急募した社員でもあり「おまえなんかクビだ!」と言うのを呑み込んで「おめでとう」と。
 
 それ以前はプー太郎生活を半年以上。結婚式のためにうちの会社に入社したようなもの。
 臨席のご新婦の会社の社長さんなどからも酒の席で同情される始末。
 なんでもご新婦が「結婚する以上プーはいや。その辺の会社にでも就職して」とのこと。
 結婚する以上、最低限の社会人としての常識はほしいものです。もちろんこのことは、ご臨席のみなが知る暗黙の事実。
 
 まさに三流零細企業の悲哀をかみ締める、今日の挙式でした。