「地域猫ならエサヤリが許される」とする人たちもいるが、それは欺瞞である。
野良猫問題の特効薬であるかのように謳われる「地域猫」だが、もはやインチキであるとの評価こそが適切だからである。
その理由は以下の通り。

地域猫の核となっている概念がTNRだ。

T trap 捕まえて
N Neuter 避妊去勢手術をほどこし
R return 元板場所に戻す
参考サイトhttp://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/9073/tnr.html
http://www.geocities.jp/noranekogaku/choukaichou/choukai1.html

このTNRに効果がなく、問題のみが大きいことは、米国の動物愛護団体であるPETAも認めている。
http://www.peta.org/issues/companion-animals/feral-cats.aspx
http://www.mediapeta.com/peta/pdf/TNRM-pdf.pdf

色々回りくどく説明しているが、PDFを思いっきり短く訳すと、こんな感じになる。
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我々は過去にTNRを推進してきたが、猫にとって悲惨な結果をもたらした。
TNRプログラムが猫にとって良いプログラムなのかどうか、疑問を持つに至った。
猫の数を抑制する人道的な手段としてPETAは安楽死に反対しない。

それでもTNRを実施するなら、以下の条件を確認した上で実施してほしい。

車道から隔絶された環境であること
人々から隔離された環境であること
他の動物から隔離された環境であること
野生動物に接触できない環境であること
温暖な環境であること
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