>>894
光害の多い市街地に住んでいて、車はありませんから、見られる天体は、月と木星と土星くらいではないかと思います。
カメラは持っていないし、写真は撮りません。目で見るだけです。

星の手帖社の「組立天体望遠鏡(4cm35倍)」と(ビクセンが販売する)「国立天文台望遠鏡キット(5cm66倍)」を持っています。
主に月を見るよう設計された、子供向けの教材です。木星の縞模様や土星の輪も、小さく見えます。
カメラ三脚に載せて使うようになっていますが、カメラ三脚では日周運動を追うのが難しかったので、ポルタII経緯台を買いました。
ベランダが狭いので、カメラ三脚を中途半端に開いた状態で、カメラ三脚の上にポルタII経緯台を載せています。
三脚が倒れないように、ベランダの柵に紐で結んでいます。

もっと大きいレンズで木星や土星を見てみたいと思い、いつかA81Mを買えたらいいなと思っていました。
しかし、狭いベランダで長い望遠鏡を使うことはできません。2km離れた公園に街灯のない丘があります。
A81MとポルタII経緯台は10kgくらいですが、昔の人は天体望遠鏡を背負って山に登ったそうで、背負子を使えば運べるそうです。
公園の展望台の丘まで、A81Mを背負って歩くのは、不可能ではないとしても、大変だろうと思います。

A62SSとモバイルポルタ経緯台(4.2kg)ならば、往復4kmを歩いて運べそうな気がします。
そんな時に、A62SSが安くなっていたので、これにしようかなと思ったわけです。
でも、月を見ると色ずれが見えると、海外のレビューに書いてあります。
とても安くなっているし、軽くて運べそうなのが良い点です。
月に色ずれが見えるらしいというのが、残念な点です。

重くて運びにくくても、色ずれの少ない長い鏡筒の、A81Mのほうが良いかなとも思います。
6cmのレンズよりも、8cmのレンズのほうが、木星や土星の見え方が良いはずですから、その点でもA81Mのほうが良いかなと思います。