定量的な評価を試みるとしましょう

線膨張率は
CaF2: 18.85*10**-6/degreeC
BK7: 7.10
溶融石英: 0.55
Zerodur: 0.05
アルミ合金: 24

温度が均一ならば低温の方が長さは短くなる
焦点距離も鏡筒長も短くなる

例えば、FSQ-130ED 焦点距離650mm
硝材は色々組み合わせているようで
全体としては線膨張率10*10**-6 のオーダーか
焦点距離変化650*10*10**-6 = 0.0065mm/degC

アルミの鏡筒も長さ650mm として
鏡筒長変化650*24*10**-6 = 0.0156mm/degC

相対的には鏡筒が0.0091mm/degC = 9.1um

微動1回転360度を測定したら2.34mm進む
0.0091/2.34*360 = 0.0014deg = 5sec/degC

温度低下1度で微動ダイヤル回転角5秒伸ばせ
経験では温度下がるにつれカメラを近付ける

アホの考え休むに似たり
温度2度位変化したら焦点調整をしましょう