「平成30年7月豪雨」の大雨の特徴とその要因について
http://www.jma.go.jp/jma/press/1807/13a/gou20180713.html

平成30年7月豪雨」は、西日本から東海地方を中心に広範囲の多くの観測点で観測史上1位の雨量の記録を更新し、またこの期間(7月上旬)の降水量は過去の豪雨災害と比べて、極めて大きなものであった。
その要因は、東シナ海付近からと、太平洋高気圧を回り込む水蒸気がともに多量で、これらが合流した西日本付近で極めて多量な水蒸気が集中したこと、
梅雨前線による上昇流が例年に比べ強くかつ長時間持続したこと、更に一部では線状降水帯による大雨もあったことによるものであった。