コナン
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0305名無しは無慈悲な夜の女王
NGNGヒロイックファンタジーは一時期ハマッて国産モノも翻訳モノもたいてい読みました。
田中光二は、雰囲気としては、異世界を舞台にした冒険小説。
ヴァンスやゼラズニィほどSFとして“濃く”ないのだけど、
そのぶん普通の娯楽小説としてすんなり読める印象があった。
なかでもコナン+悪霊の女王+バローズタイプ+戦国自衛隊なw
「メガロポリスの戦士」がいちばん好きでしたね。
豊田有恒のヤマトタケルシリーズは、歴史SFの雰囲気だった。
古代世界のあれこれを地の文で説明したりして、楽しい一編。
ドラえもんのパロディがあったり、完全に「豊田SF」だった。
田中文雄は幻想小説を書こうという気配が濃厚だった。
幻想的な場面の描写が印象的だが、冒険小説・SF小説としては楽しめなかった。
どれもコナン流の「ヒロイックファンタジー」を期待するとガカーリすると思う。
その作家のファンなら楽しめますが、普通のHFファンにはお薦めできない。
このなかでは美獣が一番コナン流ヒロイックファンタジーの雰囲気に近かったように記憶しています。
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