この流れで、ふとNetflixのインタビュー記事を思い出した。レーティングを5段階から10段階に
細かくするのを試してみたらユーザの反応が悪かったのでその変更は採用しなかった、という
話ね。Netflix関連のエピソードは、何ていうか理系人間にグッと来るものが多くて面白い。

以下引用 (ttp://gigazine.net/news/20150826-daredevil-netflix/)
> Netflixのレーティングは5段階なんですが、リードがあるとき「3.5や4.5のように中間の値が
> あってもいいんじゃないか。うちのレーティングを変えよう」と言ったことがありました。ところが、
> うちのエンジニアは「Yes」とは言わず、「リードが言っていることが正しいかどうか、まずはユーザーに
> 聞こう」と言ったんです。それでA/Bテストをしてみた結果、「3.5や4.5といった細かい選択肢を
> 与えた方が、人はレーティングをしない」ということがわかりました。たとえ有名なCEOの提案で
> あっても「データは逆の結果を示しました。従って、やりません」となりました。分からないことは
> ユーザーに聞くということが徹底している文化があるんです。