今日読んだSF/FT/HRの感想 17冊目
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0672ミステリ板住人
2015/08/22(土) 14:38:39.79>>636でも講評されているが、どう見ても満点とか有り得ない出来、
目一杯評価で上記かなと。
7月の新刊だしステマ?とか思うてしまうぞ(w
舞台は巨大宇宙船内部(つまりこの点がオチではない)。
狩人コンプレイン(主人公)は、司祭マラッパーら4人の仲間と共に、
居住区から謎を秘めた船の前部へと向かう・・・
冒険行は意外にあっさりと終了、タイトルどおり寄港地のない船化して
いることも判明(原因は伝染病の伝播)する。
神出鬼没な巨人族の正体は地球人(船の監視)、とっくに地球の軌道上に
達していたとわかるラストだ。
この作者の特徴か、読み難い文体、内容的にも単なるSF者でなく
ファンタジーオタ的嗜好もないと受け入れがたい作風かと思う。
代表作「地球の長い午後」同様にヒロイン(と思われか)の途中退場、
交代はこの長編デビュー作でもあり。
何とコンプレインの妻グウェニーは序盤で拉致されたきり、
その後の消息すら語られずなのだ。
代わって前部人の美女ヴィアンと主人公はめでたく地球帰還となるであろう
ハッピーエンディング。
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