福島瑞穂「原理原則を言って、私たちは泥まみれになる必要がないわけだから、理想
を語り希望を語る。「ロードオブザリング」で言えば指輪をちゃんと捨てに行く、悪
の冥王サウロンには負けないぞ、弱くても頑張る、と」

佐高信「最後のは、私には意味が通じないです。」

福島瑞穂「やっぱりね(笑)「ロードオブザリング」はいいですよ。指輪は、大量破
壊兵器であり核なのです。権力かもしれません。それを捨てに行くんです。どんなに
弱くても困難でも負けちゃダメなのです。そして、社民党として何を獲得すべきかと
いうと、情の面で勝たないといけないんです。金では買えない、私たちにはお金はな
いから。やおおあり、人の心に響くというところで、頑張らなくちゃあいけない。論
理でねじ伏せるというのは、無理なんですよね。「私の生活どうしてくれるの?」っ
て言うのに負けますから。」

神は憲法に宿りたまうP27〜P28佐高信と福島瑞穂の対談から

指輪物語ってこんな話でしたっけ?