板違いで面白そうな流れになってるので、自説をばひとつ。

アマテラスに関する記述は、確か古事記あたりからでしょう。
卑弥呼はなんだ、魏志倭人伝か? まぁなんでもいいけど。
古事記か日本書紀で神話がまとめられるとき、それまで各地ばらばらで
伝えられていた話が集められたと思う。
アマテラスという女神のエピソードをまとめるにあたり、使えるネタを
拾ってきて、アマテラスのものにしてしまった、という可能性もあるでしょう。
アマテラスの原型が卑弥呼だったとしても、
天の岩戸の神話、まあ日食でしょうが、それが直に卑弥呼と関係していたかどうかは不明だと思います。
むしろ、神格化するためのエピソードとしては最適っぽいので、後から付け加えられた可能性の方が高そうだ。
アマテラスは卑弥呼がベースになっているかもしれないけど、完全に一致しているわけではないだろうな、
というのが俺の意見ですな。

流れを元に戻しますか。
剣と魔法を含めて、広い意味でのファンタジーは、人間に考えられるもの全部だと思いますね。
文字だ映像だという媒体の差はたいした問題ではないでしょう。
絵画で描かれた幻想的なものだっていくらでもあるんだし。
狭い意味ではトールキン的背景を基にしたものだと思っていますが、どうかなぁ。
ジャンル的に明確な区別はないんでしょうね。

ファンタジーというのは、背景世界の雰囲気の分類ではないでしょうかね。
あるいはその度合いというか。
あんまり分類する意味も必要性も感じないしなぁ。
結局のところ、作者じゃなくて読者がどう思うかって問題だし。
最終的に「おもしろけりゃいいじゃん」というとこに行き着きますわぃ(笑)
でもまぁ、出版社的には分類が必要なんだろうな。
読者側としても大雑把なジャンル分けはやっぱり必要だしねぇ。