鬼の跳梁跋扈する世界を救うために、神々は一人の子供を桃の木に植え付ける。
神々の計画を知った鬼は桃の木を切り倒すが、子供はすんでのところで助かり、川を漂流する。
小さな村の小さな家族に拾われた子供は、やがて武芸に精通したたくましい青年に育つが
隣国の大名にその力を利用されそうになるが、青年は自由を愛し、当てのない旅に出ることにする。

青年は旅先で3匹の動物に出会う。実は彼らは鬼によって動物にかえられてしまった人間達であった。
青年の神々から与えられた力により動物達は自我を取り戻し、そのことを話す。
そして青年は自分が大地に生まれた理由を知り、鬼を退治に行くのだった。


桃太郎はヒロイックファンタジー