>>350
中国に多い「全力で殴り合い、一度こけたら即滅亡」みたいな
タイプの乱世だったら距離と速度最重要視の戦略でもいいと思うんですが
日本の戦国時代ではむしろ面積を重視した戦略で
「一度こけても立て直せるゆとり」をもつべきだと考えます
最大の生産力をもつ甲府盆地を離れたらその経営に余計なコストがかかるし、
狭隘な諏訪盆地に多くの家臣団を移住させたら国内の物資を集積し
国外の富を呼び込む経済圏を構築する余地がない
末期の武田家は大量動員の乱発で疲弊しますが、諏訪への本拠移転は
同じくらいの経済的ダメージをもたらしかねないと思います