「小田原北条氏100年の領国経営」
黒田基樹

読んだけど、確かに普請役や陣夫役の負担も恒常化された事実は記載されているけど、武田と総合的な税率は変わらないなんてどこにも書かれてない
菅沼のいつもの模造だな

反銭(田の貫高)、懸銭(畠の貫高)、屋敷地を対象に役銭(棟別銭)を賦課
さらに村高をもとにした普請役(城郭普請のための労役)や夫役(戦場への荷物運搬役などの陣夫役)を賦課
なので後半は使役としての責務で武田のような銭集めではないし...

そもそも北条の善政は歴史学者であれば普通に認識してるでしょ
信玄の甲斐は貧しいから重税を課して軍事力を維持していたのも当たり前の話

租税10%統一と徳政令で農民を救った北条氏康の徳
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20160414/biz/00m/010/049000c
小和田哲男