【早雲】後北条家総合スレッド 其の六【氏直】©5ch.net
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0529人間七七四年
2018/09/27(木) 12:45:32.53ID:NlIkQUrm10貫文程度だからそこまで難しくなかったと思う
ただ物価や相場を考証するのも大変だし、どんな感じで売買等をやり取りしてたか実態が復元できているわけじゃない
おそらく地域ごとに違う可能性もあるしね
だからある程度想像や妄想の自由があるかもしれない
10貫文(1000疋=10000文)について暇があったらこれを見てほしい
旅行の帳簿
真ん中あたりからは解説で具体的に内容に触れてるから参考になると思う
https://www.rekihaku.ac.jp/kenkyuu/kenkyuusya/kojima/kensokuchou.html
>上りの総支出(「国々逗留ノ間并ノホリノ路銭分」) 七貫六一〇文
>下りの総支出(「下リ路銭分」) 三貫八二八文
>旅籠賃については、最初にも述べたように、近江から越後までほぼ一泊二食が四八文(一人二四文)で一貫しており、それ以外もだいたいこれに近い値段である場合が多い。
>長期的に追跡できる価格について、ここで紹介できるものとしては、大工の工賃があり、早くからそれが一日一〇〇文であることなどが指摘されている
このあたりの解説で10貫文というのがどの程度の金額かは想像しやすいと思う
金銭や換金可能なものを直接輸送したわけではなく別の方法を取った可能性も否定はしないけど、酒呑童子絵巻は実際に小田原に届いている事もあるし、上のような帳簿はもちろんいくつかの旅行記も残っている
なので例えば盗賊等の想像も思いつかないことはないけど、金品を持って遠隔地に移動する事自体は普通に行われていたと自分は考える
要するに、可能ではある(けど簡単とは言ってない)くらい、少なくとも難しいとは言い切れないかな・・・
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