秀吉はどうして家康を生存中に滅ぼせなかったのか?
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0339人間七七四年
2014/04/25(金) 23:51:04.35ID:fr46qBluニヤニヤしてもらえるだろうか?
秀吉が存命中に徳川を滅ぼせなかったのは、それをすると危機感をつのらせた外様大名の結託と一斉蜂起を引き起こしかねないから。
もともと秀吉の政権は諸大名のバランスの上に乗った、やや不安定なものであり、例え徳川を滅ぼせたとしても他の大名が次の徳川になるだけのことであった。
ならば律儀者と評判を取っている家康に豊臣政権と秀頼の後ろ楯になってもらった方が良い。
その結果、徳川が鎌倉幕府における北条執権のような存在になるのはやむなしと認める。
この辺りが秀吉の思考ではあるまいか?
我々は武家政権というと徳川幕府のような比較的統制力の強い政権を思いがちであるが、
秀吉の時代までにそのような強力な政権は日本に誕生しておらず、
秀吉が、皮肉なことに豊臣の一族を始末することによって家康がそれを誕生させることに気付けなかったとしても、一概に秀吉を愚かであったとするにはあたらないことだと思う。
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