戦国ちょっといい話28
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0634人間七七四年
2011/09/17(土) 01:53:06.10ID:6PEg4hKy蔚山城は未完成で宿舎もろくに無かったため二の丸三の丸に、
新たに寝場所だけでも構築しようと清正が現場を見回っていた所、民軍の石火矢がとんできた。
この石火矢は清正の小姓の上半身を吹き飛ばし下半身だけその場に残した。
その場に居た者は顔面蒼白となり我先に逃げんと正に本格的な混乱状態に陥ろうとしたその時
『動くなっ』
っと清正は叫んだ。周りがΣはっとする中こう続けた。
『動いてはならぬ。わしもみなも命が惜しいのは同じじゃ。わしの動きがあぬうちは身動きするな!』
そういったすぐ後にニ発目の石火矢が清正の頭上を通り過ぎその先に落ち、退路に大きな穴を作った。
『よし、退け!』
こうして大きな犠牲を出さずに退けたという。
清正曰わく、
『何度かあの攻撃を受けて退いている、故に退路は当然狙われる。』
と言う事だ。
粉砕された小姓を横目にやたらと冷静な清正さんまじ鬼将軍。
しかしこの民の使っている攻城兵器(?)の石火矢とは一体どんな兵器だったのか?
小姓を吹き飛ばしたり大きな穴作ったりと大砲並の性能を持ってる気がする…。
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