戦国英雄伝説

**人間七七四年** · 2010/08/06(金) 01:28:41

戦火の歴史がまた1ページ

**人間七七四年** · 2010/08/06(金) 01:30:41

合戦は今も続いている。
人類の歴史は合戦の歴史だったと言っても、異議を唱えるものはそう多くはあるまい。
人類に進歩という表現があるとすれば、進歩が合戦という菩提の中から誕生したと言っても、
暴言だと言い切れる人は、今はもういまい。
人類はその種子の最後の一粒が死に絶えるまで、戦い続ける生物なのかもしれない。

合戦の中で、膨大な量の血と涙と知恵が費やされていく。
その中で、様々な人々の夢と野望が燃え尽きて行く。
だが、いつの世もその中で世界を善きにしろ悪しきにしろ
変えようとする野望を持った人間がいた。
その野望が世界をどう変えたか、それを評価するのは
その時代の人々に任すしかないのかもしれない。
なぜなら、世の歴史家の評価など歴史家の生きた時代によって、
様々に変化していくものだからだ。
だが、歴史上に名を残し世界を変えたいと野望を燃やし
人間の歴史の中に砕け散っていった人々がいた。
人は、そんな人間達を英雄と呼ぶ。
“時は移り　所は変われど　人類の営みには何ら変わることはない”

**人間七七四年** · 2010/08/06(金) 01:53:40

終わり